令和4年5月八日講が勤まりました
GWの最終日、本当に天気も気候も良い日になりました。6名の方がお参りされ、令和4年5月の八日講が勤まりました。
本日の布教使は福井県越前市、浄願寺住職・源善浄師でした。御年85歳の大ベテランの布教使です。普段は福井から自家用車で京都まで来られ、まだまだお元気というよりは若さを感じさせる雰囲気がある方でした。布教の方も非常に大きな声で分かりやすく丁寧にお話をして頂きました。
私達の口から出る「南無阿弥陀仏」のお念仏は、普段どんな時に出てくるかお話をされました。朝起きて「南無阿弥陀仏」、夜寝る時に「南無阿弥陀仏」、皆さん出てきますか??と聞かれました。私は正直全く出てこないと思いました・・・。
そして何か困った時や不都合な事が起こった時に、それから逃れられるために「南無阿弥陀仏」言うてませんか??と言われました。
困った時のみにお念仏をするのではなく、お念仏をする、お念仏を頂く場所や場面はどこでも良いんだと。一生懸命に仕事をして本当に疲れたなぁと思った時に「南無阿弥陀仏」と口から出たら、それが一番すごい事なんじゃないかと。大事なのは夜も昼もいつでも常に報謝の念仏ですよと言われました。
私自身、改めてお念仏と向き合う時間を頂いたような気がしました。