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令和4年7月八日講が勤まりました

梅雨も明け暑い日になり、特に今日は蒸し暑い日でした。7名の方がお参りされ、令和4年7月の八日講が勤まりました。

本日の布教使は滋賀県野洲市、佛眼寺住職・杲教順師でした。お話の冒頭で「私達は亡き方に対して安らかに眠って下さいねと言いますが、果たしてそれはどうなんでしょうか。浄土で安らかに眠ってもらっては困りますよね。仏様となってこの私にはたらきかけて下さっておられるわけですからね。」と言われました。亡くなられた方に安らかに眠って下さい。これって本当に私達の普通の感覚だと思います。でもそうじゃない。そこがなかなか難しいところなのかもしれません。

私も色々な方のお話を聴聞させて頂いていますが、なかなかこのはたらきかけて下さっておられるというのを理解するのが難しいなぁと思う事が多々あります。歳を重ねていくことによって見えてくるのか、分かりませんが、今の私が言える事は亡くなっていかれた方が「生きているってあなたが思っているよりも凄い事なんだよ、あなたの命ってあなたが思っているより凄いんだよ、あなたのいのち大事にしていってね」そう呼びかけて下さっているのではないかと思います。

日々、聞法しながらそういった部分を自分なりに見出していければと思います。