令和5年5月八日講が勤まりました
5月に入り、GWも終わり通常の日々に戻りましたが、11名の方がお参りされました。
本日の布教使は、福井県越前市、浄願寺住職・源善浄師でした。昨年の5月の八日講にも布教に来て頂き、2年連続でお話を頂戴しました。御年86歳ですが、本当にまだまだお元気で熱いエネルギーを感じました。
今年は親鸞聖人生誕850年という事で、京都の各派本山では大きな法要が勤まっています。そんな中、京都国立博物館で親鸞展が開催されていますが、今日は親鸞聖人の御生涯についてお話を頂きました。
親鸞聖人の御生涯を簡単な年表にして、源師の見解も交えながら私達にご説明下さいました。
そして最後にこう言われました。皆さん、親鸞聖人の最後の言葉はご存知ですか?
「それがし 親鸞 閉眼せば、賀茂河にいれて魚にあたふべし」この言葉です。皆さん、自分がいつか亡くなる時にこんなことを言えますかね?どうですかね?
何度かこの言葉は聞いたことはありましたが、改めて考えさせられました。生きている中で、色々な方々に迷惑をかけ、様々な命を食して、生かせて頂いて来たこの身。到底、一人では生きては来れなかったこの身。最後ぐらいはそのお返しに、この身を自然に返す。そんな事を思わせて頂きました・・・。
本当に普段の自分をもう一度見つめ直しさせて頂きました。有難うございました。