令和5年6月八日講が勤まりました
慶讃法会も終わり、6月の八日講が勤まりました。平日ではありましたが、10名の方がお参りされました。
本日の布教使は、大阪府堺市、高照寺住職・隅谷俊紀師でした。
お話の冒頭で、5月に本山佛光寺で勤修された慶讃法会のお話をされました。
慶讃法会は4つの法要が一緒に勤まったという話をされました。
1つは「宗祖親鸞聖人御誕生850年法要」、1つは「立教開宗800年法要」、1つは「聖徳太子1400回忌法要」、最後は「第33代真覚門主伝灯奉告法要」だという事をお話されました。1つ1つの法要の意味を丁寧にお話頂きました。
その中で、例えば「宗祖親鸞聖人御誕生850年法要」。これはおそらく、50年前に「宗祖親鸞聖人御誕生800年法要」が勤まったであろうし、この50年先も「宗祖親鸞聖人御誕生900年法要」が勤まっていってくれるであろうと。
この50年間の間、私も知らない様々な方々が「お念仏は大事である。私達の拠り所として大事にしていこう」という思いの元にお念仏を相続されてきたご苦労があった。そしてそれがこの時まで届いたから、こうした有難い法要に出遇う事が出来た。お参りさせて頂く事が出来た。
私には当然見えないし、知りえないことかもしれないが、そういった先の方々のご苦労があって、今、この私が出遇わせて頂いているものってあるのではないかと思います。そういう事を思うと、すごい事であると同時に有難い事であるなぁと感じさせて頂きました。