令和6年3月八日講が勤まりました！

良い天気になり、12名の方がお参りをされました。

本日の布教使は、大阪市の浄方寺住職・門川崇志師でした。ゆっくりとした口調でしたが、自分の思いも熱く語って下さいました。

仏説阿弥陀経をご紹介頂きました。お釈迦様が仰った臨終の際に、西方極楽浄土へ行かせて頂くんだという事についてお話をされました。そう、私たちは亡くなったら、素晴らしいお浄土へ行かせて頂けるんだと教えて頂いてるんです。ただ、私たちはその事を心の底から喜べるのだろうか。なかなかその事を喜べない私がいるという事をお話頂きました。

ただその中でも、「倶会一処」という言葉があるという事をご紹介頂きました。その意味は、亡くなった私たちは必ずお浄土で再びあう事が出来るんだという事でした。
門川師の仏教の恩師が亡くなられる前に、奥様に対してこのような事を仰っておられたそうです。「命は誰が先に終わるか分からない。でも良かったな。私たちは命終わったらお浄土で出遇える、教えに出遇えたんだ。これで安心して生きていける。」このように仰ったそうです。

私たちは、「死」は怖いものと思っています。「死」はあってはならない事だし絶対に嫌だし、マイナスの極みだと思っています。でも今日のお話を聞かせて頂いて、「死」というのは私たちが思っているほど怖いものではないのかもしれません。だからこそ、「死」という言葉ではなく、「往生」という言葉で私たちに示して下さっておられるのではないかと、そのように感じました。
貴重な時間を頂きました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌