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令和6年11月の八日講が勤まりました!

今日は気温が低くなり、秋を感じる日になりました。そんな中、5名の方がお参り下さいました。

本日の布教使は、兵庫県の長福寺住職・鹿嶋貴志師でした。昨年の11月の八日講でも布教を賜りました。皆様も一度は聞かれたことがある言葉かもしれない、「ご縁」という事についてお話をいただきました。

仏教では縁起の法という言葉がある。その意味は、物事は「因・縁・果」で成り立っているという事。花が咲くという事に例えると、因とは内的条件、種があるという状態。縁とは外的条件、その種が土の中で育つ、雨や太陽のお陰で育つ。果とは結果、花が咲くという事。これは私たちの人生においても当てはまる事であると教えていただきました。

そしてその縁次第で、様々な事が変わるという事も教えていただきました。「善因善果・悪因悪果」という言葉があるが、これは本当に当てはまらない。善因であっても縁次第で悪果になることもある。それが人生であると。

以前に私も縁とは「私たちのはからい・思い計ることを超えたものである」と教えていただいた事があります。
私たちは日常生活で様々な縁にあって生きています。そしてちょっとでも、良い縁が来るように日々願って生きているのではないでしょうか。でもそれでは仏教が教える縁起の法に反します。

どんな縁にあってどんな風になっていくかは分からない。自分の思いに反した形になるかもしれない。でもそれが生きているという事なんだと改めて思わせていただきました。