令和8年3月の八日講が勤まりました!
3月に入り、段々と春めいた季節になってきました。今日は10名の方がお参りに来られました。

本日の布教使は、滋賀県竜王町の円覚寺・菅原貴之翔隆師でした。昨年も八日講にてご法話を頂戴しました。
今日はご自身がよく聞かれているラジオのお話をされました。過去のオリンピック競泳で何度も金メダルを取られた萩野公介さんがラジオパーソナリティをされている番組で、こんな話をされていたそうです。「様々なことにおいて、目的を持つことは非常に大事です。その目的が明確になった時、それを達成するためにやるべき細かい目標が出来てくる。非常に大事なことです。」と何度も何度も言っておられたそうです。実は私自身もそのラジオはよく聞いており、萩野公介さんの話は聞いていました。
ところが普段の私たちの生活はどうでしょうか。何のために生まれてきたのだろうか。何のために生きているのだろうか。そういった生きる目的が明確にならず、目標だけ設定されて、目標に追われる日々ではないでしょうか。

そしてその目標は細かいことで、生きるために病気にならない。生きるために健康を維持する。生きるためにお金を稼いでいく。損得勘定だけを考えて生活しているのではないでしょうか。私自身は本当にそのような小さなことに縛られて損得ばかり考えて生きておるなぁと感じさせられました。

ある自営業をされていて、仕事だけが生きがいで生きてこられた方がおられました。その方の一人息子さんが自宅の前で突然車に引かれて亡くなられたそうです。もう何もすることが出来ず、ただただ落ち込んで過ごす日々が続いたそうです。そして気付いたことは、仕事が生きがいではなく、たった一人の息子が生きがいであったと・・・。
人生って、経験したくないとてつもない苦しい出来事を通してそういった生きる目的、人生の目的が見えてくることがあるかもしれません。
最後にラジオパーソナリティの萩野公介さんはこう言われました。「目的がはっきりしたら、少しそれに逸れても戻ってこられるんです。人間は弱いから逸れることは多々ある。でも大丈夫、戻れます。目的が自分の中ではっきりしていたら!」
なかなか、生きる目的は自分の中で明確にはなりませんが、そういう課題、問いを徐々に自分の中であきらかにしていく。大切なことを教えていただきました。
