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令和8年春彼岸、合葬墓永代経法要が勤まりました!

早いもので令和8年も春のお彼岸を迎えました。
寒かった冬がようやく終わりをつげ、徐々に春めいて気候が良い季節になりました。
23名の方がお参りされました。
毎年、永代経法要にお参りされる方もおられ、「今年も何とか来れました」と元気な顔を見せてくださいました。

本堂では皆様にお経本をお配りし、仏説阿弥陀経を共にお勤めしました。皆様もしっかりとお経本を見ながらお勤めをされました。
この合葬墓永代経法要はご法事ではないのですが、いつも沢山の方がお参りをされ亡き方を偲ばれます。皆さんお一人お一人が亡き方との様々な思い出があり、いつまでもそれが消えることはない。生前の姿を思い出し、「こんなことを言っていたなぁ、こんなことをしてくれたなぁ」とその人との出遇いを改めて確かめる。それも仏事をする一つの意味なのかもしれません。

子どもの頃、こんなことを教わったことがあります。亡くなった人に「南無阿弥陀仏」と手を合わすんだけれども、それは亡くなった方が手を合わさせてくれるんだ、「南無阿弥陀仏」と唱えさせてくれるんだと。
そう、亡くなった方がいなければ私たちはなかなか手を合わすことがないんですね。仏法の教えを聞くのもそうなのかもしれません。自坊の門徒の幼馴染が自身の祖父の49日(満中陰)でこんなことを言ったことがあります。「亡くなったじいちゃんのお蔭で仏教の教えに触れて、初めて仏法を聞かせてもらった。こんな感覚、生まれて初めてかもしれない。仏法は大事だ」と。

私たちは、亡くなった両親や祖父母の供養のために仏事を勤めます。それは大切なことです。大切なことですが、生きているこの私たちが仏法を聞き続けてこの私たちがこの命に満足して生きていく。そういった歩みが出来れば亡くなった両親や祖父母も大いに喜んで下さるのはないかと思います。それも非常に大切なことではないかと思います。
改めて、そのようなことを思わせていただいた時間でした。