令和5年2月八日講が勤まりました
寒さが厳しい日になりましたが、15名の方がお参りをされました。
本日の布教使は、大阪市、霊松寺住職・脇阪義仁師でした。お話では、仏説無量寿経に出てくる48願の一つ、第18願のお話をされました。
阿弥陀仏の本願のお話を熱弁して頂きました。阿弥陀仏の本願とは、「私の名を称えながら人生を精一杯歩んでくれよ」という阿弥陀さんからの願いであると教えて頂きました。そういった仏様の願い、思いに触れて人生を歩んで行ける人、その人を正定聚(しょうじょうじゅ)と言い、この迷い・苦しい・不安の毎日の中でも阿弥陀さんの仲間になることが出来ると教えて頂きました。
私達は日々次から次へと不安や悩みが出てきます。仮にそれが解決してもまた次から次へと不安が出てくる・・・。それから逃げたくなる事だってあるでしょう。何で自分がこんな目に合うのかと思う事もあるかもしれない。そんな苦しい人生の中でも阿弥陀さんの思い、願いに触れ、念仏して私が私を引き受けて生きていける道がある。
なかなかすぐには理解できない事かもしれませんが、日々聞法しながら改めてそういった道を触れていこうと思える日になりました。