令和6年敬祖会追弔法要が勤修されました！！

今日8月11日は、敬祖会追弔法要が勤修される日です。今年も真覚御門主が御出仕されました。暑い中でしたが、15名の方がお参りをされました。
阿弥陀仏のお浄土の世界のことが事細かく説かれている、仏説阿弥陀経がお勤めされました。

皆さん、事前にお配りした経本を見ながら共にお勤めされました。

布教の方は、地元京都市の本山佛光寺の近くにある昌蔵院・物部顕紹師に賜りました。今回、初めて佛光寺本廟で布教を賜りました。ゆっくりとした丁寧な口調でお話をしていただきました。
出遇いということについてお話をいただきました。「偶然」の「偶」という字をご紹介いただき、偶々（たまたま）という意味があることを教えていただきました。親鸞聖人はそれを「遇」という字で私たちに示して下さっていることも教えていただきました。遇うとは私たちの好き嫌いの都合をかけ離れた所での関係性ができることなのではないかと感じました。

自分の好き嫌いといった小さな殻の話ではなく、自分の小さな殻を破ったもっともっと大きな「いのち」の世界に出遇う。それはこの私をこれまでも、そしてこれからも育んで下さる大きな働き。私を私たらしめるもの。
それを言い換えると、私にかけられた願いに出遇う、阿弥陀様からの願いに出遇う。今一度、出遇うということについて考えさせていただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌