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令和6年報恩講が勤まりました!

真覚門主が御出仕され、令和6年の報恩講が勤まりました。お勤めは報恩講の時のみに使う「行譜正信偈」という節が付いた正信偈をお勤めしました。佛光寺独特の節回しで、浄土荘厳のような素晴らしい音色が本堂中に響き渡りました。

お参りに来られた方々も御出仕される真覚門主のお姿を見られて、一心に合掌されていました。
そして経本を見ながら皆様と一緒に行譜正信偈をお勤めしました。

布教の方は、滋賀県竜王町の西光寺住職・富長宗生師に賜りました。8月の納骨追弔法要の布教にも来ていただきました。人生の中でご自身も歳を重ねられ、年齢が近い方が亡くなられて死が身近になってきた。そして様々なことが不安になってきたという事をお話されました。その中で特に感じられるようになってきたのが「老病死」。
そう、「老病死」が私たちにとっては一番の不安なんです。

でもそんな不安がない人生なんてあるのでしょうか。よく不安を取り除くような教えがあったりしますが、本当にそんな事ってあるのでしょうか。不安は絶対に無くならない。不安がない人生なんてあり得ない。
でも仏法は、そのような不安と共に人生を歩んで行ける道を教えて下さっているとお話をされました。
皆さん、食い入るように聴聞されていました。「また不安とともに歩んで行ける仏法の話を聞きにお寺に来よう!」そんな声が聞こえてくる報恩講でした。
参詣いただいた皆様、ありがとうございました。                                    合掌