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令和7年5月八日講が勤まりました!

5月に入り、気候がかなり暖かくなって参りました。そんな中、5名の方がお参りをいただきました。

本日の布教使は滋賀県近江八幡市の蓮光寺住職・富永元師でした。

日々の生き方の有難みのお話をいただきました。その中でタレントの明石家さんまさんのお話をご紹介いただきました。今から40年前の昭和60年に日本航空123便墜落事故があり沢山の方が亡くなられました。実はさんまさんもその便に搭乗する予定だったそうです。偶々仕事が早く終わったので、予定していた便よりも一つ早めの便に乗って自宅へ帰られた。自分は死んでいてもおかしくなかったと口癖のように言われているそうです。「生きているだけで丸もうけ」これがさんまさんの口癖だと教えていただきました。

私たちは日々の生活で何もかもが当たり前になっています。声が出なくなったり、足が動かなくなった時にはじめてその有難みが分かる。声が出るのがどれだけ幸せか、歩けるのがどれだけ幸せかその時に分かる。死んでもおかしくなかったと思えた時、生きていることがどれだけ幸せなことかが分かる。
人生において、苦しいことや辛いことが次から次へとやってくる。でもそれはこの私に大切なことを気付かせてくれるご縁ではないのかなぁと感じさせていただきました。

最後にこのようなことをお話いただきました。「苦しい経験や辛い経験が人間の深みを増してくれるのではないでしょうか。」
私たちは順風満帆な人生を思い描きますが、改めて人生を歩んでいくとはどういうことなのか、深く考えさせていただきました。