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令和7年度・佛光寺本廟の暁天講座が勤まりました!

7月13日(日)、14日(月)、15日(火)の3日間、朝の7時から佛光寺本廟の光寿堂広間において、暁天講座が勤まりました!早朝からでも沢山の方がお参りいただきました。3日間で聴聞に来られた方が134名、ライブ配信で聴聞された方が44名おられました。

1日目の13日(日)は真宗興正派参務、北岑大至先生が「こころは蝎蛇のごとくなり」という講題でのお話、

2日目の14日(月)は大谷大学学長、一楽真先生が「群萌の救い」という講題でのお話、

3日目の15日(月)は勝友会会長、中井賢隆先生が「迷わせる道」という講題でお話をいただきました。

老若男女を問わず、一般の方や僧侶の方、会社員の方など本当に様々な方々がご聴聞をされていました。そして時には笑い、時には涙ぐんで、時には頷いて、それぞれの人生を振り返りながら仏法にそれを照らし合わせて聴聞されているように感じました。

私たちは日々生活をしている中で、本当に色々なことがあります。嬉しいことが少しだけあれば、次は苦しい辛いことがたくさん起こってくる。本当にそんなことばかりではないかと思います。自身の健康のこと、家族のこと、仕事のこと、様々な人間関係のこと、本当に誰もが様々な問題をかかえています。そしてなぜかその問題の原因を外に外に見ようとする。あいつが悪いんだ、世の中が悪いんだ、こんな時代が悪いんだと文句や愚痴ばかりを言いながら責任転嫁の根性が出してくる。しかもそのことに自分は全く気付いていないんですよね。本当にこの自分というものをありのままに受け入れて生きていない。そんなことを思いました。

本当に偶然が重なっただけなのでしょうが、暁天講座がお勤めされた広間の横に池があり、春先に職員自身の手で植えた蓮の花が今朝、咲きました。見事な色をして素晴らしい花を咲かせてくれました。泥の中でも、それを肥やしとして本当にきれいな花を咲かす蓮の花。苦しい辛い人生であっても、そこに自分なりの綺麗な花を咲かしていける。そんな人生を歩んでいけたらと思いました。

最後に今年も、様々な方々のご尽力により無事に暁天講座を終えることができました。有難うございました。感謝申し上げます。
お参りいただいた方には、至らぬ点も多々あったかとは思いますが、次回以降にそれを活かしながら佛光寺本廟の暁天講座をより良いものにしていきたいと職員一同思っております!どうぞ来年の暁天講座もよろしくお願いいたします。