立花
皆様、初めまして。
本廟・寺務員の川村と申します😀普段は法務職員の藤林がブログ担当をしておりますが、先日、今まで経験した事がない出来事があったので、今回は私がちょっとだけブログを書かせて頂きます!!
今まで経験したことが無い出来事、それは・・・!?
「本堂の仏花を活ける!!」
実は京都教区の大善院の若坊守でいらっしゃる、佐々木紀子さんが仏花を習いたいとの事で本廟に来られたのです!!
佐々木紀子さんは、御自坊の大善院でもお花を活けておられ、華道の免許もお持ちの先生です(^^♪
ずばり、習いに来られた理由を聞くと・・・、「大善院の仏前で立花を活けたいっ!!」との事。
そんな訳で、今回は仕事の合間を縫って仏花を活けておられる場面を少し撮影させて頂きました。仏花の立花は一般家庭からすると特殊ですよね😮因みに今回、佐々木さんと一緒に仏花を活けるのは佛光寺本廟責任者、日野主管者です。
軸となる木を入れていきます。花瓶(かひん)には、剣山を入れるのではなく藁を入れます。初めて藁を入れて活けるのを知りました!!木にワイヤーを付け、丁寧に枝を曲げていきます。
今回は、春らしく「桜」を使うようです。桜も木と同様、1本1本丁寧にワイヤーを使って作っていきます。これはかなりの時間がかかり力も必要です😱お花を活けるのに工具が必要とは・・・。素人の私から見て一般的な生け花とはまた違ってみえます。
土台が完成し、ここから少しだけ色花を活けていくようです。素人の私には1本の木に見えますが、これにはいくつもの種類の木が使われており、それらを組み合わせながら1本の木に見えるように作っていくとのこと。
本当に細かくて大変な作業ですよね。こんなに大変だとは思ってもみませんでした😰
最初は本堂裏で活けられている花を見ていたのですが、やはり仏前に荘厳されるとまた見え方が違います。日野主管者も「これは(この枝は)出し過ぎかな」と思ったのも仏前に荘厳されると丁度良く見えたりする事もあると話します。
単体で見ると美しく見えても、色々な背景と混ざり合うとまた違った見え方になる。とても奥深いですね🤔
最後に、大善院・佐々木紀子さん
本廟広間の花を活けて頂きありがとうございました😀佐々木さんは京都、大善院にて生け花を教えていらっしゃるとのこと。素人のわたくしも是非、一度体験したいです。その時は、またブログをこっそり拝借します!!
尚、今回活けて頂いたお花は、3月の八日講(納骨追弔法要)に使わせて頂きます😀
*本堂(日野主管者)
*光寿堂広間(佐々木紀子さん)