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令和4年3月八日講が勤まりました

春を感じる暖かい日になりました。7名の方がお参りされ無事に令和4年3月の八日講が勤まりました。

本日の布教使は滋賀県草津市の専念寺住職、鎌田顕道師でした。以前にも何度か本廟の方でも布教をして頂いております。布教では私たちの「いのち」の事についてお話をされました。普段の生活で私たちは周りと比べて「自分はあの人よりはマシだ、自分はあの人より劣っている」という事を繰り返して生きておる。時には勝手に優越感に浸ったり、時には勝手に劣等感を感じて自分を卑下してみたり・・・。そんな狭い狭い小さい小さい世界を生きておる。そしてそのような事にも気付いてもいない。何と空しい事か!!私たちはせっかく生まれてきた自分のいのちを空しく過ごしていないだろうか。

そのような話をされました。確かに私自身も普段の生活で自分はあの人より劣っているなぁと感じることが多々あります。でもそれって本当に自分の勝手な思い。鎌田師はそれからの解放が阿弥陀さんの働きであると言われました。

いのちの本当のあり方の世界、誰もが自分を自慢する事もなく卑下する事もなく、私は私で良いんだよっていう世界を頂いていける。普段の自分の生き方を見つめ直してそのような世界を頂けている私かどうか、自分自身に問いながら「いのち」について考えさせられた時間でした。