令和6年　親鸞聖人ご誕生法要が勤まりました！　

真覚御門主御出仕の元、親鸞聖人ご誕生法要が勤まりました。厳かな雰囲気で、年に一度お勤めされる「常行三昧」のお経が本堂に響き渡っていました。

お参りをされた方も、その美しい音色を聞き入っておられました♪

本日の布教使は、栗東市の浄光寺住職・永尾一道師でした。親鸞聖人の御誕生法要という事で、最近ご自身の子どもさんのお誕生日でお祝いをした事をお話されました。誕生日を迎えると、周りから「お誕生日おめでとう」と祝福され、子どもの時は確かに嬉しかった。でも歳を重ねた今日この頃、誕生日を迎えても何も嬉しさを感じられない、むしろ歳を取ってしまったぁ・・・と思ってしまう。
そんな暮らしをしている自分がいるという事をお話されました。

こうして自分が生まれてきた意味って何なんだろうか。日々の暮らしに新たな感動や発見もなく、ただただ、漠然と日々を暮らしているこの私。漠然と生活しているんだけれども、そういった事すら私たちはあまり考えないのかもしれません。
それって空しい事かもしれません。自分が現に、今、こうして生かされている事に感謝や感動を持ち、この命を本当の意味でこれで良かったと全うして自分を生き切る事が出来るか。簡単な事ではないかもしれませんが、改めて生きるという事について考えさせて頂きました。有難うございました。