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令和6年6月八日講が勤まりました!

少し汗ばむ陽気の中、10名の方がお参りを頂きました。

本日の布教使は、神戸市の高福寺住職・藤末光紹師でした。2年前の令和4年10月の八日講にも布教に来て下さいました。

冒頭の話で雑宝蔵経というお経に出てくる、行者とウサギの話をされました。何とか行者に覚りを得てもらうために、ウサギが身を捧げて行者の食料になるお話でした。これを私たちの日々の在り方としてお話を頂きました。

この私のために身を捧げて下さった、言い換えると私に願いを持って私を育んで下さった方っておられると思うんです。それは両親だったり、恩師だったり、上司だったり、先輩だったり色々おられると思います。そういう人たちの事を思い出すと、普段何気なく朝起きてご飯食べて生活して、何気なく一日が終わって、眠りにつく。そういった日々の在り方が問われてくるというか、これで良いのかと思われてくる。今日、一日を意味のある日として過ごしてくれよと願われているのではないかというお話を頂きました。

そして、こうも仰いました。そういう方々から生きる目的を与えられているのではないでしょうか。

日々、何気なく生活をしているこの私。今まで生きてきた中で、私を育んで下さった方々の顔を思い出すと、恥ずかしい思いがしました。と同時に、もっと頑張らないとと思いました。